花火

近くにある県立大の学園祭のフィナーレを飾る花火が上がったので、階段の踊り場の窓を開けて眺めてました。
でも、ひんやりと冷たい風が入って寒いので早々に窓を閉めました。

線香花火ならチリチリと長い間綺麗な火花を散らすけど、打ち上げ花火は大輪の花が開いたと思ったらすぐ火花が流れ落ちていきます。


剛くんたちもそうなるのでしょうか。
あの打ち上げ花火のように。


剛くんに対しては、好きな人がいて、気持ちが潤っている状態でいつもいてほしい。


でも、出会いと別れを繰り返しているのを見てるのは辛い。

別に親でも姉弟でも友達でもなく、ただの一ファンに過ぎないけど、剛くんには幸せになってほしいって、常に思ってる。


舞台や映画が終わるとすぐリセットする剛くんは、それで気持ちを切り替えてきたけど、今回は違った。


りえさんと共演すると聞いた時は、ついにその日が来たかと狂喜した。


そして彼女の澄んだ声とピュアで繊細な演技に驚いた。


パンフレットの対談で、演技に真摯に情熱を持って取り組む彼女にますます好感を持った。


あの可愛らしいアイドルだった頃から想像できないくらい、見事に女優として力をつけてきた彼女。


そんな女性と対峙して何も感じないわけがない。

きっと彼女も剛くんに同じ感情を抱いてくれたのでは?


懐の深い人との大人の恋は、きっと剛くんに大きな恵みを与えてくれると思う。

どんな出会いも糧になると思うから。