映画とか、いろいろ。

こちら岩手でも「ヒメアノ〜ル」が先月28日から今週もまだ上映されている。

満席とはならず、多く動員されている様子はないようだけど、R15指定だから、客層はかなり限られるし、内容が内容だから、好みの別れるところだ。

これがレンタルされるようになれば、見たいと思う人は絶対いると思うし、レンタルなら15歳以下でも見れなくはない。
話題性は思った以上にあって、いろんな方が語ってくれているので、興味をもってくれてる人はいると思うから、動員数がどうのこうのと推し測るのはナンセンス。テレビの視聴率をどうのこうのと言うのと同じだと思う。
恋愛ものは年齢問わず好まれるし、人気者が出ているとなれば尚更見に行く人は多い。

私は邦画はほとんど見ない。見たいと思ったものもあるけど、レンタルがされる頃になると忘れてしまう。

日本アカデミー賞にノミネートされる映画を、ふ〜ん、あれがおもしろいのかなぁって、冷めた目で見てしまう。

ヒメアノ〜ルは、たぶんノミネートはされないだろうけど、見た人には強烈に印象づけた映画と言えるのではないか?

クチコミで見たいと思った人もいるようだから、ジワジワと観客数を増やしていくような気がする。

私は殺人よりも、幽霊とか(笑)怖いもののほうが苦手。

これが剛くんでなきゃ、見なかったと思う。
殺人シーンやいじめのシーンがリアル過ぎたけど、全体を見たあとはそれよりも悲しみとむなしさと怒りの感情のほうが強かった。

剛くんは顔立ちや、佇まいそのものが、他者とは違って見える。森田剛のファンとして見てることもあるけど、私だけでなく、監督や演出家など、たくさんの俳優を見てきた方々も同じようなことを言っている。

視線、顔の輪郭、表情など、生まれ持った雰囲気は、真似ようとしても無理なこと。

口数が少なくて、プライバシーをあまり語らない。ただ与えられた仕事に真摯に向き合う。

プライバシーをさらけ出せば、恋愛、結婚、出産と、マスコミは取り上げてくれるけど、その反面、離婚、不倫、浮気などのスキャンダルの餌食にもなりうる。

本来、真の役者は仕事で見せてなんぼ。

プライバシーを売りにしている無駄な時間はない。

仕事と個人の生活は本来は別物。

そのスタンスでずっとやってきた剛くんはすごいよ。

若い頃の失敗や、若気の至りでいろんなこともしてきたけど、その経験が剛くんを大人にした。

渋くていい大人の男になった。

剛くんのこれからが楽しみだ!