あの日から一年

あの日、会社の同僚と食事会をしていて、デザートのケーキとコーヒーが運ばれ、口に運ぼうとした時にいきなり携帯電話から、聞きなれない警報音がして、その直後に激しい揺れが。



そのあとにまさか沿岸地方で未曾有の大津波が襲うとは予想もできなかった。

あまりにも激しく揺れたから、きっと津波のことまで気持ちがいかなかったのかもしれない。


停電、ガソリン不足、食料品不足という、いったいいつの時代?という不便な生活が何日も続いた。


ガソリンを入れるたびに長蛇の列に並んだり、並んでも途中で締め切られたり。


今こうして普通に生活ができることの幸せをかみしみめている。


津波の怖さを後世に伝えて、二度と犠牲者を出すことのないようにと願うばかりだ。