後を引く感覚

コンサートはもちろん、舞台も最低二回は見てきたけど、今回は一回だけの観劇。だからというわけではないけど、頭の中に常に溝口が現れる。記憶にとどめておかなきゃもったいないっていう気持ちが働くからかもしれない。



あ、今ちょうど夜公演が始まったところ。
溝口が朗読しているところだね。



難しいと思って臨んだけど、そこには溝口が存在して、ある意味生き生きとしていた。

吃音で吐く台詞はほんとにリアル。あの剛君特有の柔らかく繊細な声が更に弱々しくて哀しげに響いて切なくなる。
舞台を観る前と後に、今度の舞台では、明るい人物を描いた作品をやってほしいって思ったけど、今家に帰って舞台を思い浮かべてみると、少し感じ方が変わってきたように思う。そりゃあ、かっこよくて素敵な役も見てみたいけど、私が求める役はやっぱり影がある人物とか心に傷を持つ屈折した人物、あるいは悪い素行を持つ人物なんじゃないかって。もっとレベルの高い難しい役をやってほしいなって思う。あの溝口をあのように演じられたのだから、剛君ならやれる!って思う。ただ全体が暗くて重い作品でなくて、笑いが起こるような場面があるとか、愛すべき人物だったりする内容ならいいなって思う。さて、どんな作品があるだろう。思い出したらブログに書いてみるね。


舞台を走り回ったり寝転がったり、ひざまづいたり、あの華奢な体で動き回るのだから、体力かなりいりますよね。華奢だからこそ軽やかに見えるし、まるで踊るような身のこなしを垣間見る場面もあった。


普段はジャニーズのV6としてコンサートや、バラエティー番組、歌番組などに出て、かっこいいダンスや素敵な曲を聴かせてくれたりしてる剛君。


アイドルと役者でいる落差がこれほど違うアイドルがいるだろうか。
私は知らない。