雑誌の記事

2008年の日本版PLAYBOY誌が、息子の部屋にあったので何気なく見ていたら、蜷川さんへのインタビュー記事があった。好きな役者像は?の質問に対して、「ゆらめきのある俳優がいい。わかったことをわかった通りやるんじゃなくて、表現を裏切ってくれる人。それから、ちょっと屈折気味の俳優が好きですね、僕は。もっと言うと、問題児が好きなんです。問題児って、ちやほやされたり、急に周囲の人が離れていったり、その振り幅を生きているからいろいろなことを実感しているんですね。問題児には、その人しかできない表現がたくさんあるんです」

もしかして、この時期に、血は立ったまま・・の良役は剛君にと話が進んでいたのかもしれないって思った。

いろんな意味で剛君のことを言ってるようにも思えた。

タトゥーについても否定していない。実際右腕にシールだけどタトゥーが見える。もうちょっと若かったら入れていたかもしれない。痛いからイヤだけど(笑)
と。タトゥーを入れようとする気持ちはわからなくはないって。タトゥーを入れる人は自分自身の気持ちを偽りたくないからなのかな。


いろんな葛藤を経験したから、それを乗り越えたから今の剛君がいるんだと思う。


自分のことを良く知らない人たちのところに出ていきたかったと、舞台への気持ちを語っていたのは、やはり、ジャニーズとしてじゃなく、V6としてじゃない場所で、一人の役者として勝負したいという気持ちだったんだろうね。

やっと会えたねって蜷川さんが言ってくれた意味は、すごく深い意味があった。

テレビの世界は華やかではあるけれど、虚構の世界でもある。

もしもテレビのドラマに出るなら、剛君しかできないような役をやってほしい。
人気者を並べただけの内容のないドラマには剛君は似合わないから。