血は立ったまま眠っている

これ、苦手かもしれない・・・・(苦笑)


きょう、やっと「血は立ったまま眠っている」を買って、仕事帰りの途中、ミスドでコーヒーをすすりながら一気に読みあげました。


寺山修二さんは、私と同じ青森県出身。早稲田大学中退か・・・。

太宰治と同郷というのは偶然?
このタイミングで映画と舞台というのは不思議なめぐり合わせですね。単なる偶然なのか?

私には寺山さんより太宰さんのほうが理解できますし、すんなり共感できるんですよね。
だって普通の会話なんだもの(笑)

剛君の今までの舞台「荒神」も「IZO」も台詞やストーリーも良く理解できるものだったし剛君も理解して取り組めたものだと思うけど、今度の舞台は私にはちょっと理解不能です(苦笑)
剛君も理解できるかな〜。難しいなぁ〜。

一度だけじゃなく何度も読み込まないと理解できないです。

まず会話の中味がよくわかりません。
まず灰男と良の会話以外、普通の会話が成立してなくて脈絡もなにもなくて断片的に展開してるようで、そこのところがいかにも寺山さんらしくて、難しい・・・。

灰男と良はまだまともな感じ(笑)

なんか灰男が主人公なのか良が主人公なのか?
私としては灰男が剛君だったらどうだろうと思いました。
かなりきわどいシーンがあるから(笑)
見てみたい・・・。

台詞も長いし、日常会話じゃなく戯曲特有の理解不能、意味不明の台詞のオンパレード。その上、登場人物がまた不思議。
台詞って理解してこそリアルに感情が込められるのに、剛君大丈夫だろうかと心配です。少なくとも良の台詞はまだ普通だけど、長い台詞に感情を込めることはかなり理解しないとできそうにないな。でも、いまから台本を読んでるようなのでしっかり読み込んでほしいです。

でも「IZO」のような時代劇の台詞も見事にこなしていたから大丈夫!剛君なら大丈夫という自信があります!

ただ蜷川さん、かなりの曲者(笑)だと思うから、どういう要求をしてくるか予想不可能なので、そういった意味でも今までにない困難が待ち受けていそうでなんだか怖いです(笑)