2011年3月11日

あの日を振り返る日が今年もまたやってきた。

何年たっても、あの強い揺れは忘れることはない。
停電したり、ガソリンや灯油の確保が充分できなくて仕事にも行けず、停電中は湯タンポで寒さをしのいだ。食料品も思うように手が入らず、こんなことがまさか現代に起こるなんて思いもしなかった。
津波の凄まじい光景をテレビで見て、信じられない現実を突き付けられ、たくさんの人々が亡くなったり行方不明になったことは、日本だけじゃなく世界中に衝撃を与えた。


きょうはテレビで震災の特別番組をたくさん放送していた。


地震が来たら、津波に備えてすぐ高台に逃げること!


宮城県の大川小学校の児童や先生達が亡くなったのは、その原則さえ忘れていたのかもしれない。すぐそばに山があったにもかかわらず、山に逃げようと言った先生や子供達もいたのに聞き入れてもらえなかったという。
どんなに子供達は怖かったことだろう。


これから、どんな津波が襲ってきても、人の命だけは一人たりとも失うことのないように、大川小学校の子供達の死を無駄にすることのないようにと願うばかりだ。