私の初日観劇(ネタバレあり)

まず一言。
可愛いというよりもカッコよかった!

蜷川さんの期待に確かに応えていた。
17歳の良を今の剛君が少年の面影を自身から引き出して、瑞々しく演じていたように思う。
灰男を心酔し、次第にその気持ちが真っ直ぐ突き進んで壊れていく様(さま)、狂気に墜ちる様を迫力を持って演じ切った剛君。やはりただものじゃなかった!正直いって、ネタバレを見て行ったこともあって、ある先入観を勝手に描いていた。でも予想を遥かに越えていた。
蜷川さんが剛くんに託した思いが伝わってきて、そんな剛くんの熱演が胸に熱く響いてきた。最後のシーンに胸がつまってしまった。カーテンコールの剛君の明るい笑顔を見たらホッとした。
内容は正直いって難しかった。エロいしグロいし(笑)ちょっと気分悪くなったけど、剛君と灰男と夏美の存在がまともだったから助かった。
剛君の声はハッキリ聞き取れたし滑舌も良かったし、台詞をかむこともなく、あの長くて難しい台詞を感情豊かに演じていた。もちろん窪塚君も初舞台なのに落ち着いて演じていたのには感心した。過激なシーンにはドキッとしたけど。
きょうも午後1時から観劇して、私の観劇は終了する。
心して観ようと思う。