読み終わりました。

金閣寺 難しかったぁ。
溝口がなぜ金閣寺に執着したのか、あまり良く理解出来なかったけど、前にブログで、女のために火を放つと、うちの主人が言っていたと述べたけど、実際はそういうことではないけど、溝口が女性と関係するときに、いつも金閣寺が脳裏に現れ心理的に圧力をかけるという、いわばいつも金閣寺に支配されていること。金閣寺の美を支配するためには火をつけてしまうことしかなかったのか?
私の解釈はまだ理解が足りなくて、間違ってるかもしれないので、何度も読まないと深い意味を知ることはできないと思います。

心理的描写とか、比喩的表現や物理的な観察力が秀でているので、私の能力では一度読んだだけでは到底理解できません。

このまま舞台に持っていくとは思えないから、もっと大衆にわかりやすくしてもらえたらありがたいですね。会話も少ないし、ストーリー的には地味な感じを受けたけど舞台ではどんなふうに観せてくれるのか、興味あります。


血は立ったままも本を読むと難解だったけど、剛君の演技力で楽しむことができたから、今度もそうなることを期待しています。
剛君がこの作品をわかりやすく演じてくれると信じて、それまで何度か読み込んでみようと思います。