逢いたい

良に逢いたい!

こんな気持ちになるなんて予想してなかった。
正直いって、蜷川さんの舞台は難解なイメージがあって、視覚的にはインパクトが強いけど、普通の役者としての演技の見せ方をしてくれるのか?と心配してたんですよね。
私は森田剛のファンだから、やっぱり剛君中心に観てました。
3度めの舞台ということもあって、なんだか余裕があったような。剛君自身は緊張していたかもしれないけど、あの演技力といったら!蜷川さんに90点をもらえたのはこの演技力からなんだよね。
他の役者さんの中で、声が小さくて聞こえなかったり、セリフがわかりづらかったりがあったけど、剛君は声も大きくて聞き取りやすかったし、それだけじゃなく感情の起伏がちゃんと伝わってきたもの。
それはきっとテレビドラマで培ってきた細かな表現力がそのまま舞台に生かされたからだと思うんです。
動きとかセリフとかもわかりやすかった。良、灰男、夏美の3人のまともさで、あの難解な舞台が救われたような気がします。自分にとってはね。
あのアングラっぽいまわりの光景。昔はそんな舞台もあったようだけど、私には無縁のものでした。東北に住む私がわざわざ舞台を見に行こうとはしなかったものね。それが剛君のファンになって、こうして東京まで足を運ぶことになろうとは!
舞台役者としての森田剛には、どんどんいろんな役に取り組んでほしいと思いますね。いのうえさんも観劇されたようなので、良を見て触発されたのではないかと勝手に期待をしてます(笑)
ジャニーズの中にいて、ジャニーズらしくないと蜷川さんが見抜いたのがわかるような気がします。
役柄自体、他のジャニーズでは有り得ないし、あの役は剛君でないとリアルには演じられない。
癖になるほど良がリアル!