ファンの気持ち

みんな違って、みんないい。

まさしく、そんな気持ちです。


私には剛くんと同い年の息子がいるので、親心の気持ちでいられるのかもしれません。


ファンにもいろんな世代のひと、いろんな気持ちのひとがいて、それぞれ思いは違う。

年齢はあまり関係なく、ショックで、ファンを続けていくなんてできないというファンもいることでしょう。


自分は剛くんと現実には結婚できないってわかっていても、胸がキュンとして切ない想いを抱いてるファンにとっては、本当に苦しく悲しい気持ちになるでしょう。


アイドルとして、V6として20余年、走り続け、コンサートや舞台、ドラマ、バラエティーなど、私たちを楽しませてきた剛くん。

数々の浮き名を流し、結婚するかもって噂になった人もいたけど、そのたびに葛藤はあったでしょうね。


雑誌では、自分は結婚に向かないとか、女優さんとは結婚しないと思うとか言ってましたが、きっとファンへの気づかいだったのかもしれません。

でも、近年は40歳になったら結婚を意識するような意味のことを言っていたので、剛くんは結婚はいつかしたいという気持ちがあるんだなぁと、嬉しいような寂しいような気持ちになりました。

いつか、その日がくるのかなぁ。その日がきたら、私はどんな気持ちになるのだろうかって。


りえさんと「ビニールの城」で共演することを知った時、まさかこんなことになろうとは夢にも思わず、ただただ、あの宮沢りえさんと共演することになろうとは、蜷川さんありがとう!って思いました。舞台では、剛くんより場数を踏んでいたし、評価も高い彼女だったから、とうとう剛くんもそんな彼女と共演できるようになったかと誇らしい気持ちになったものでした。


あらためて、ビニールの城のパンフレットの中のりえさんと良々さんとの対談を読み返してみると、りえさんの剛くんへの気持ちが役者というより、人間としてリスペクトしてくれてるように感じて、この頃には二人は惹かれあっていたのではと思いました。


舞台の稽古の時間、二人はお互いを深く知ることができただろうし、半年近く関わってきた間に、結婚も意識するようになったのかもしれません。

二人は、堂々と隠さず交際してきましたよね。

りえさんの娘さんも剛くんになついてくれて、剛くんもとても可愛がっている様子。

結婚して、ちゃんと家族になろうって決意してくれた剛くん。

家庭にやすらぎを求める気持ちをもってくれた剛くん。

守るべき家族があって、責任感を持って、仕事に集中できることは、剛くんにとってもファンにとってもプラスになると思います。

剛くんには幸せになってほしいって、いつも思っていました。

アイドルとはいえ、結婚して家庭を築く権利はあります。


ファンだっていつかは結婚して幸せになってほしいってメンバー達も絶対思っているはず。

コンサートで、今までと変わらずかっこいいパフォーマンスを見せてもらえたら、何もいうことはありません。
夢のように幸せな空間。終わって家路に着く私たちも現実に戻り、明日への活力をもらうという生活。

メンバーもそれぞれ現実へと帰るのです。

そこが、私たちの知らない、誰かだったりするより、芸能界のある程度知っている、あのりえさんのいるところに戻っていく剛くん。むしろ、私はそのほうが安心できます。

いのっち、長野くん、岡田くんだってそうでしょう。


メンバーもファンも幸せな気持ちでいられることが一番いいこと。
どうしてもファンを続けていけないというなら仕方がないでしょう。

どちらを選ぶかは自由ですから。

V6はまだこれからも存在し続けるでしょう。

でも、どんなことがあっても、ひとりひとりも存在し続けるのは事実。
どんな森田剛でも大好きです。